繊維の総合リサイクル・カンパニーKimuraseni

キムラセンイの事業案内―繊維全般のリサイクル&リユースを通じた環境貢献―

反毛のリサイクル

反毛とは、不要になった繊維(衣料、糸、布地)などを専用の反毛機械を使って、もう一度わた状に戻すことです。
回収された古衣料の約30%が反毛されリサイクルされています。
※当社では、反毛の製造は行っておりません。反毛製造業者に反毛の原料を供給しております。
対象となる衣料 リユース不能品やウエス材にならない古衣料や裁断屑。主にスーツやコートなど
切断
反毛機にかけやすくするために、原料を適当なサイズにカットします。
反毛
機械がひっかき、わた状にします。
ニードルパンチ
ニードルパンチで反毛わたをたたき、繊維を絡み合わせてフェルトにします。 ※できたフェルトを規格サイズに裁断する。
再生品(リサイクル品)
  • 自動車(トランク内張り)
  • 住宅(住宅断熱材)
  • ぬいぐるみ
スーツ1着(約1.5kg)からは1m四方、厚さ1cmのフェルトが3枚出来ます。約スーツ2着で車1台分のフェルトに生まれ変わる計算です。しかし今後の課題としては、ウール素材衣料は反毛機にかけたとき「わた」になりやすいが、綿素材の場合は糸が縦横交互に織ってあるため「わた」にならず、フェルトの吸音効果が減少してしまいます。

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